ドライバーズエージェント(人材確保開拓支援事業)

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インタビュー 2020/03/05

ドライバーズエージェントを利用して就業決定した求職者の登録からの流れを成功事例としてご紹介致します。転職後の気持ちの変化などもお聞き出来ましたので、これから転職を検討される方又は現在求職中の方へ参考にしていただければと思います。

転職活動:離職から就業決定まで

Hさんプロフィール
  • 9月離職 ~ 12月就業決定
  • 前職:接客業
  • 新潟市東区在住
  • 40代前半男性
  • 10月に大型自動車運転免許を自身で取得
  • 11月フォークリフト免許を自身で取得
  • 求職中に「トラックセミナー」に参加
トラックドライバーを志望した理由は給与面
一番の志望理由は給与面です。もともと運転や遠出が好きだったので、長距離運転手をやることを第一希望としながら、他にも色々な業種も検討しました。

前職の接客業は、今まで経験もあるため得意分野ではありますが、長年の接客ストレスでこれ以上継続する事は出来ませんでした。土木や建設業、技術職も今からでは無理と感じ、また転職活動を行ってみると年齢制限やらいろんな制約があることが分かってきました。少しは興味のもてる仕事や簡単そうな仕事は給料が安すぎて、前職と同等額かそれ以上の給与を稼ぐには大型長距離ドライバーしかないと思い、トラックドライバーを選択しました。

ドライバーズエージェント事業の利用方法
初めてドライバーズエージェント事業を知ったのは、ハローワークでの「トラックセミナー」でした。参加した時は仮免許中で、運輸業界の知識が少なかったためドライバーズエージェント事業へ登録致しました。

登録後、個別面談を実施《10月上旬》
HPから登録後、確認の連絡を頂き1週間以内に個別面談を行いました。面談内容は、前職の経歴確認・保有免許・違反事故歴・ドライバーを目指そうと思ったきっかけなどお話をしました。また求人案内を受けるために希望条件の確認をして頂き、自分でも条件の棚卸しが出来たことは良かったと思います。

履歴書添削→書類選考《10月中旬》
応募企業を選定し履歴書添削を希望。異業種からの転職のため、志望動機や自己PRをどのように記入して良いか分からずアドバイスを頂きました!
面接決定!職場見学設定《11月上旬~中旬》
企業との面接調整や当日の持参物についてもコーディネーターが企業とやり取りをしてくれ当日は面接の同行もして頂けたのでとても心強かったです。実際、不採用という結果も経験しましたが無事今のK社に内定を頂く事になりました!

コーディネーターからはお仕事の紹介だけではなく、面接対策や履歴書添削、面接同行や日程調整、準備する物など、細かくメールや電話でご連絡頂けたのでかなり心強かったです。

また、コーディネーターの方からフォークリフト免許補助企業もご紹介頂きましたが、自分はもう40代での未経験でしたから、それくらいは自分で取得してから面接に行くのが当たり前だと感じてました。「フォークリフト免許あれば尚可」って募集要項で見かけますが、大型免許とフォークリフトはセットで必要ですから、それも予め受講しました。フォークリフトは比較的簡単に取得できるので、大型免許取得済みの方であればフォークリフト取得は問題ないかと思います。タンクローリーだったらフォークリフトはいらないでしょうけど、もしタンクローリー等に乗る会社を受けるのでしたら、危険物等の最低限必要な免許は用意するつもりでした。

そのくらいは「40代なら自分でやるべき」と私は感じておりましたし、とにかく年齢的な事が気がかりでした。免許があれば採用の確率も上がるでしょうし、入社後も無免許状態よりは早く慣れると思います。

それでも「年齢的に不採用の確率の方が高い」と初めからそう思ってたので、何社も受けるつもりでした。さすがに10社くらい不採用になれば諦めてたかもしれません!(笑)

入社から独り立ちまで

入社後、1カ月半が経過した頃にコーディネーターより状況確認の面談をしてまいりました。併せて「求職者の成功事例」としてHP記事を作成したいとHさんへ依頼をした所、快く承諾して頂きました。登録時に面談をした雰囲気と同様にHさんの雰囲気は柔らかく、充実しているようにも感じました。

  • ワンマン運行までの期間:未経験者は1~3か月
  • 座学日数:3日間
  • 同乗期間:1~3か月 ※見極めが終了後、独り立ち
未経験者の研修体制の充実
研修は、最初の3日間ほぼ座学(朝から夕方までみっちり)でした。まずは会社の事、それから運転の事です。とくに安全面ですね。

・交通事故
・荷物事故
・作業事故
・働き方

自分が入社した会社は非常に研修制度がしっかりとしており、未経験でも安心して飛び込むことが出来ました。ワンマン運行になるまで先輩ドライバーとの同乗研修や実技最終テストもあるため、苦手なバックや左折などもチェックして頂けた事は不安払拭に繋がりました。

独り立ちするまでのエピソード
運輸業界未経験の私は「ドライバー」というお仕事は「運転業務」が中心だと思っておりました。しかし、配送物の積み込み作業や仕分け作業等の力仕事も多く、入社して2カ月で体重が10キロ落ちました!笑 それくらい、力仕事が多く自分が思っていた以上に大変な仕事だと感じました。配送物の積み方や、運び方、日報の作成、ほんとにいろいろあり、運転以外の部分は未経験の人は応募企業の職場見学をお勧めします!

トラックドライバーとしての今後

独り立ちしてみて、そして今後の目標
私も独り立ちとは言っても運転技術はまだまだですから、不安な点は多々ありますが、周りの先輩に教えて頂きながら成長したいと思います。今は工場間の配送を担当させて頂いており、次のステップは新潟県内の地場ドライバーの予定です。私の最終目標は、やはり長距離ドライバーとして活躍する事です!1日でも早く、プロドライバーとして弊社でも欠かせない存在になりたいと思っております。
これからドライバーを目指す方へ一言
私は転職活動をしている時、色々なセミナーに行き業界知識を高めてきたつもりです。もちろんこのような活動も大事かと思いますが「職場見学」に出来る限り参加をお勧めします!

職場見学をお勧めするのは、運転だけではないという部分です。初めて見るものや、トラックや倉庫などを取り巻く用語やルール、作業全体。可能であれば、一緒にヘルメットかぶって体験できらたいいと思うんですけどね。運輸業界では、1ヶ月以内~3ヶ月程度ですぐに辞めてしまうパターンがあるかと思いますが長く続けてもらいたいのが本音です。

せっかく入社したのに「やっぱり大変」「思ってたのとちがった」という事を防ぐ為に、何より自分が長期的に就業する為に大事なので、未経験の人は予め見学した方がいいと思います。会社による違いもあるでしょうし、見学の機会があれば積極的に行ってほしいですね。

キャリアチェンジ経験者が感じる物流業界の改善点
物流業界全体を把握している訳ではないので大変おこがましいのですが…弊社だけでなく、恐らく物流業界全体に言える事かと思います。もう少しIT化が進んでも良いかなと感じています。今現在、紙伝票が主流になっていますが、徐々に電子化に移行している企業も増えてきています。そうするとドライバー業務の軽減や効率的に業務が進められるようになり、ドライバー雇用促進にも繋がっていくのではないでしょうか!

Hさんのご活躍を心よりお祈り申し上げます。日本国内の物流はトラック輸送が9割を占めております。食品・雑貨・飲料水など全てにおいて、日本の物流には欠かせない存在となっておりますのでドライバーさんには感謝をしながら日々過ごしていこうと思います!