ドライバーズエージェント(人材確保開拓支援事業)

メニュー
注目情報

2020年9月11日(金)ハローワーク新発田にて「物流業界を知る!トラックセミナー」が開催されました。
今回のセミナーは予約が定員数を達し、キャンセル待ちにもなりました。まだまだ暑い中、ご参加いただきありがとうございました。セミナーの様子をご紹介します。

物流業界について

 
動画視聴ののち、三福運輸株式会社 代表取締役 五月女 奈緒美(ソオトメ ナオミ)様に『「人が集まる魅力ある業界へ」~CAから運送業界への転身~』と題してお話ししていただきました。五月女社長は全日空の客室乗務員として勤務されていた経験があります。また、今までたくさんの講演会を経験していることもあり、「Ladies&Gentlemen!」から始まった業界説明は巧みな話術ですっかり心を捕まれました。
 

CA時代は教育体制がしっかりしていました。しかし運送業界に入ってみると、身だしなみや言葉遣い、教育体制がないことに愕然としました。会社もドライバーも危機意識がないので、まずは事故をゼロにする無事故100日運動から始めました。座学や添乗指導、安全教育などを実施し、プロのドライバー集団にしたいという思いを持ち、現在も改革を進めています。会社には7名の女性ドライバーが働いていますが、全国の運送業の女性ドライバーの数はトラックドライバー全体の2.5%です。女性は荷物の取り扱いが丁寧で、印象が良いので業界のイメージアップに必要な存在です。CAで学んだことを活かして、日本トラックドライバー育成機構でプロドライバーの育成にも携わっています。(五月女氏 談)

五月女社長からは自社だけでなく、物流業界を変えたい、良くしたいという想いが伝わってきました。

座談会

2つのグループに分かれて座談会をしました。座談会となるとなかなか求職者から質問が出にくいのですが、和やかな雰囲気でざっくばらんに話が進みました。求職者からの質問に五月女社長や新潟県トラック協会高橋様にお答えいただきました。
 
 
その中で、五月女社長から求職の方に業界のイメージを問われていました。
 
求職者の物流業界イメージ
・カッコイイ、いろんな景色が見れる
・正直イメージは悪い、長距離だと無理な運行、荷物が重い
・多様性がある、安全第一の仕事、自覚が必要
・昔は荒々しいイメージ、怖い人がいっぱいいる
 
まだトラック業界のイメージはあまり良くなく、残念ながら邪険に扱われることもあるそうです。
 
実際の物流業界
・運転業務だけでなく、荷物の積卸しの業務あり
・手積み手卸だけでなくフォークリフトでの作業もあり
・無理な運行は無く、運行管理者の指示の下、ドライバーを管理されています
・会社により定期的な研修制度を実施
 
トラックは運転業務だけでなく、荷物の積み卸しがあります。手積み手卸だったり、パレットを使ったり、リフトで積めるものもあります。その荷物の積み卸しが大変だというイメージを持っている方がたくさんいるようです。もちろん運ぶものにもよりますが、積むのは慣れによるもの。慣れてくるとまるで職人のように積み込み、積んだ様子は芸術品のようだそうです。そういったところからも達成感が生まれるようです。
 
昔は走ってナンボ、経費削減で研修に時間をかけない、走った分お給料あげるよっていう時代があったので、そのイメージは今も続いているようですが、現在は運行管理者が時間の管理やドライバーに対する指導、会社の取り組みとして定期的に研修を行っている企業はたくさんあります。
 
まだ話し足りないようでしたが、時間となってしまいましたので、最後はアンケートにご協力いただきました。アンケートではみなさんから役に立ったとの声をいただきました。
 
ご協力いただきました五月女社長に感謝申し上げます。ありがとうございました!
 
 
今後も求職者のご要望にお応え出来るようなセミナーを開催しますので、ご興味のある方は是非ご参加ください!

今後セミナー開催情報はこちら!

2020年度 セミナースケジュールはこちら!