注目情報

運転適性診断とは、バス・タクシー・トラック運転者を中心に安全に運転を行うため、ドライバーの癖や運転態度を様々な診断により見出し、交通事故防止に役立てているものになります。各ドライバーに転職した際は、国土交通大臣の認定した適性診断を受けることが義務付けられています。適性診断の種類はどのようなものがあるのでしょう!

初任診断

ドライバーとして新たに雇い入れた会社は就業者へ、就業開始1か月以内に初任診断を受診させる義務があります。この初任診断は、運転者全てが該当になり未経験者・経験者は関係ありません。その為、初任診断の結果が悪い場合でも「ドライバーとして活躍出来ない」という事ではなく、診断の結果を自身で把握しプロドライバーとして自覚を持ち、交通事故を未然に防止する為の注意すべき事柄を学びます。

時間 約1時間40分
費用 4,800円
対象者 バス・タクシー・トラックドライバーに従事する全ての方
受診時期 就業開始1か月以内  ※基本的に乗務前に受診

適齢診断

適齢診断とは、65歳以上のドライバーが瞬発力・判断能力を十分に認識し、交通事故を未然に防止する為の注意すべき事柄を学びます。初任診断と同様に義務付けられており、65歳以上のドライバーは3年に1回受診をしなければいけません。また、75歳以上は高齢者運転者のための適性診断を1年に1回の受診が必要になります。受診時期も「旅客:バス・タクシー業界」と「貨物:トラック業界」で異なります。

時間 約1時間40分
費用 4,800円 
対象者 バス・タクシー・トラックドライバーに従事する65歳以上の運転者
受診時期
(旅客)
65歳になった日から1年以内に受診(75歳まで3年に1回受診)
75歳以上は毎年1回受診
受診時期
(貨物)
65歳になった日から1年以内に受診
その後、3年に1回受診

特定診断I

特定診断とは、交通事故を起こした者が受けなければいけない講義です。事故の度合いにより講義内容と時間は異なり、目的としては、事故の再発を防止するために必要な事項を受講します。受講内容は、NASVAのカウンセラーが運転者に対し交通事故を起こした原因や状況等について聞き取りを行い、交通事故再発防止に必要な運転スキルについて指導・助言をします。

時間 約2時間
費用 9,300円
対象者 ①重症事故を起こした者(かつ過去1年間に事故歴がある者)
②軽傷事故を起こした者(かつ過去3年以内に事故歴がある者)
受診時期
事故を起こした後、再度事業用自動車に乗務する前
(事故後、1か月以内に実施)

特定診断Ⅱ

特定診断Ⅱは死亡事故・重傷事故を起こした者が必ず受けなければいけない講義です。NASVAの専門担当者が受講者の運転傾向を分析しながら、交通事故再発防止に必要な運転スキルについて指導・助言をします。繰り返し事故を起こす方やエリアによっては、受講者所属の運行管理者へ運転の癖や交通事故の原因を特定出来るよう、聞き取りを行っているそうです。

時間 約5時間~5時間30分
費用 29,900円
対象者 死亡又は重傷事故を起こし、かつ事故前の1年間に事故を起こした者
受診時期
事故を起こした後、再度事業用自動車に乗務する前
(事故後、1か月以内に実施)

まとめ

今回ご紹介した運転適性診断についてご理解いただけたでしょうか?紹介した診断全てが義務付けられており、該当する診断を受講しなかった場合は罰則があります。初任診断はバス・タクシー・トラック乗務する際に必ず受講します。安全運転と無事故無違反を徹底し、何より交通事故から自分自身を守る意味でもしっかり診断を受け、周りから信頼してもらえるプロドライバーを目指しましょう!