ドライバーズエージェント(人材確保開拓支援事業)

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2020年10月8日(木)ハローワーク新潟にて「ドライバー業界を知るセミナー」が開催されました。今回は定員数以上のお申し込みを頂きました。参加できなかった方、申し訳ございません!ご参加出来なかった方・気になっていたがセミナー申し込みをされなかった方へセミナーの様子を少しご紹介します。

運転適性診断について

事業用自動車の運転者として乗務を開始する前に初任運転者のための適性診断を受ける事が義務付けられています。どういった内容になっているかを独立行政法人  自動車事故対策機構 アシスタントマネージャー 田口 様を講師にお迎えして、お話ししていただきました!


ドライバー職に就くと、普段の生活においての運転時間よりもはるかに運転時間は長くなります。運転時間が長いことで慣れから我流になり、事故にもつながりやすくなります。適性診断をすることで自身の長所や短所、運転の癖や弱点を知り、事故を未然に防ぐための教育に役立てています。また、診断を受ける事で自分自身を客観的に知ることができます。

テストの種類
・動作の正確さ
・性格
・PC視覚機能測定
・安全態度及び危険感受性
・注意の配分
・判断・動作のタイミング
 
テストが終わると適性診断票が発行され、安全運転の助言や指導を受けられます。運転技量の上手さや上達の早さではなく、安全にとって必要な心を診断するものです。点数が悪いからドライバーに向いていないということではありません。受診時の体調面や心理面なども測定の結果に見えてくるものがあります。診断結果に表れた癖や弱点から日ごろの運転を振り返り、今後の運転について考えます。ドライバー自身が自らの特性に気づき、それを意識した運転行動に変わることにより事故防止に繋がっていきます。
 
ドライバー職に就いた際に受けるのは初任診断ですが、定期的な診断も推奨しています。事故を未然に防止するためには、振り返りは極めて重要です。過去に1度診断を受けていれば、過去と比較することが可能です。カウンセリングを活用し、今後の安全運転に役立てて欲しいと思います。担当:独立行政法人  自動車事故対策機構 田口 様

最後に「適性診断について」の動画を視聴し、セミナー終了となりました。
 
適性診断のことを運転の「健康診断」に置き換えて説明していたところは「なるほど!」と思いました。健康診断の場合は、診断結果を見て改善点を改善すれば健康になりますが、無視した場合は病気になる可能性があります。適性診断の場合は、診断結果を見て改善点を改善すれば無事故の可能性はありますが、無視した場合は事故を起こす可能性が高くなります。また、自身の運転について人から指図されたくない人も中にはいるので、機械が判定する診断結果により、自分自身で注意し安全運転を心掛けるものだと感じました。
 
適性診断のセミナーは初めてだったので、とても興味深い内容でした。参加者の方たちにご協力いただいたアンケートでは、みなさん「役に立った」との回答でした!これからドライバーになる方も参加され、未経験で心配なこともあったようですが、「今後の参考になったので参加して良かった」と晴れやかな笑顔を見せてくれました。
 
過去に適性診断について取り上げている記事もあるので是非ご覧ください!
〇ドライバー職に義務化されている運転適性診断とは?はこちら!
 
 
今後も求職者のご要望にお応え出来るようなセミナーを開催しますので、ご興味のある方は是非ご参加ください!

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